沖縄サーフィンショップ「YES SURF」

Mitsven Surfboards Factory

ニュース・トピックス 2016年11月21日(月) 更新

Mitsven Surfboards Factory 1

Mitsven Surfboards Factory


Shaper: Bob Mitsven ボブ・ミツベン





シェイパー ボブ・ミツベンは、1966年、地元サンディエゴにて11歳でサーフィンを始め、1972年に1本目のサーフボードをシェイプしている。

彼のシェイプに乗りたいとの人気が止まらず、1988年にオフィシャルにブランドを立ち上げた。 

すでに40年以上のシェイプ歴を持つサンディエゴ切っての巨匠といえる存在であり、きめ細かく丁寧なシェイプから作り出される美しく隙のないシェイプを求めるカスタマーが地元サンディエゴでも後を絶たない。

ショートボード、サンディエゴ伝統のシェイプ、ロングボードからビッグ・ウェイブ・ガンまで、どんなボードも素晴らしいシェイプで削り出すだれもが認める匠。

また、サンディエゴのレジェンダリー・シェイパー、スキップ・フライとの交流も深く、ショップ(工房)が隣同士の今、毎朝のように世間話を交わす彼らを自分も目にしている。

そんなスキップ・フライのテンプレートももちろん本人から受け継ぎ、ボブ自身のシェイプのラインナップに当然のように加わっている。



Fin Craft man: Rick Clow リック・クロー



フィンクラフトマンであり、ボブ・ミツベンのパートナーであるリック・クローは、自身のナイフ・ブランドを持つクラフトマン。

現在(2014・12)サンディエゴ唯一のサーフボード用ウッド・フィン・クラフトマンでもある。


元々ミツベン・ブランドのためのフィンのみを作っていたが、クオリティーが高い彼のフィンを使いたいとのジェフ・マッカラムからのリクエストから他のシェイパーのためのフィン作りがスタート。


そして今ではスキップ・フライ他サンディエゴの多くのシェイパーのためにオリジナル・テンプレートのフィンを日々作り続けている。


ミツベン・サーフボーズでもボブ・ミツベンのパートナーとして欠かせない存在だ。


30年以上も前のボブとリック。

プロモーションやストーリー作りに振り回されることなく、地元でも広く長く高い評価を得ている本物のクラフトマンのサーフボードです。


Mitsuven Surfboardsのオンラインショッピングはこちらからどうぞ。


Mitsuven Surfboards



ボブとリックのファクトリーは、スキップ・フライの工房の隣と聞いてワクワクしながら、多くのファクトリーが集まっている敷地内に足を踏み入れました。


手元にある住所と建物の番号でファクトリーを探してみると、全くサーフィンには関係のないオフィスにお邪魔してしまいました。


敷地内をウロウロしていると、おっと、シェイパーのマイケル・ミラー氏が歩いているではないですか!?


Mistven Surfboardsのファクトリーの場所を教えてくれた後、後でシェイプルームを見においでと誘ってくれたマイケル・ミラー氏。おなじ敷地内でシェイプしているんですね。


お礼を言って、ドキドキしながらファクトリーを覗くと、ボブは、シェイプ中で、リックが出てきてくれました。


簡単に挨拶を済ませて、シェイプ中のフィッシュを拝見。


初めて見るフィッシュのテール部分のシェイプ。


思わず感嘆の声が出てしまいました。



シェイプ後は、近くにある美味しいタイ料理屋さんへ一緒にランチへ。



厳しい目つきでシェイプしているボブの写真しか見たことがなかったのですが、ボブもリックもすごく優しい目をしたナイスガイ。話し方もすごくソフトで、少し緊張していた私達を優しく気遣ってくれて、とても楽しいランチになりました。



おいしい料理と楽しい会話で心もお腹も満たされたあと、ボブが「最初からシェイプするから見る?」

というわけで、またまたファクトリーに戻り、シェイプを見学させていただきました。


テンプレートを選び、

型を取り、

そしてカット。

素晴らしい技術です。


マシンは、使わないの?の問いに「俺がマシンさ」と力こぶを見せるボブ。


一気にシェイプしていきます。


早い早い。


あっという間にデッキ、ボトム、レールができていきます。




途中アウトラインやバランスなどの数値確認をしますが、ほぼ迷うことなく、正確に、一気にシェイプしていきます。


これぞ熟練の技!



手もフォームの削りカスで雪男のように。



美しい。


 Mitsuven Surfboardsのディケールを入れ、


シェイプサインをして、出来上がり。




お次は、リックのフィン。


シェイパーからの細かな指示を確認して、

テンプレートで型を取り、

重ねた木のプレートを丹念に削り出していきます。


見事な対称。



シェイプされたボードとフィンは、ファクトリーでグラッシングされます。



サンディエゴエッグやサンディエゴフィッシュなどの特徴についてや、沖縄の波質にあうボードについてなどについても色々質問してきました。




沖縄のショートショルダーなホローウェーブで機能を発揮できるボード。


もちろんアメリカ人と日本人の体格の差なども考慮に入れ、いまあるモデルをカスタマイズさせて、より普段乗る波にフィットしてくれるボードをシェイプしてもらえる、カスタムオーダーも可能です。



引き出しいっぱいのオーダーシート。ボブのスピーディなシェイプでもまだまだ忙しそうです。


最後は、一緒にパチリ。



Mitsven Surfboardsのカスタムオーダーからご希望のモデルのご相談までYES SURFにてお承りいたします。


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SPECIAL THANKS PHOTO by Tomoko .H. Matsubayashi
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