沖縄サーフィンショップ「YES SURF」

メキシコサーフィントリップ 2018 DAY 1

ニュース・トピックス 2018年11月17日(土) 更新

メキシコサーフィントリップ 2018 DAY 1 1

いつもYES SURFブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。


メキシコサーフィントリップ 2018 1日目。



バハカリフォルニア半島の南の方にどうやら台風が直撃しそうだと情報が入り、我が隊長が悩んだ末、メキシコ行きを決断したのがほんの数日前。


「僕のトリップは、ハードコアだから覚悟して。」と釘を刺され、ビビる私達。


ハードコアな波なのか、はたまた治安がハードコアなのか、自然がハードコアなのか...全く想像できない。



メキシコトリップ隊長から「各自寝袋を用意するように」と指令が出たので、前日に急いでTARGETへ行く。




庶民の強い味方。TARGET。


安くて、センスの良い商品がなんでも揃う。


「ハードコアなトリップ」のために用意した寝袋がコレ。




嘘です。


用意した寝袋やら、テントやら、食料、飲料水、ボードetcを全て4躯のTOYOTAに積み込み、早朝サンディエゴを出発。


国境のあるティファナへ向かいます。



アメリカからの国境越えは、意外とスムーズ。




ここ数年間、ティファナの街は、治安があまり良くないらしく、さっさとスルーしようと隊長。




確かに、国境を超えた途端、街の雰囲気がガラリと変わりました。


ティファナの街の郊外の道路沿いは、投棄されたゴミがいっぱい。


遠くに綺麗な新興住宅街が見えるが、手前には、トタン屋根のバラックのような粗末な家も並んでいる。




メキシコの治安の悪さをいろんな人達から聞いていたので、少し緊張している私達。


途中メキシコ軍のチェックゲートも通り、ライフル銃を持った軍人さんにビビる。


隊長も、「変な顔とかしないでね。」


「変な顔ってどういこと?」と思いつつ、顔がこわばる。


車は、内陸部から海岸沿いへ。




「このあたりは、80年代にとても人気のあるリゾートタウンとして発展した街だったんだよ。」と隊長。


サーフィンもできるし、ビーチライフが楽しめるということで、バブリーにたくさんのホテルやペンション、レストランができたらしい。


でも、すっかり治安も悪くなって、アメリカや他の国からお客さんが来なくなって寂れてしまったとのこと。


よく見ると、建設途中で工事が止まったままの廃墟ビルとかが海岸沿いにあります。


沖縄にもそんな話あったよねと思いつつ、海に目を走らせる。


無人の良い波が割れています。





いくつも有名なサーフィンスポットを通り過ぎてどんどん南下していきます。







比較的治安が良いと言われる港町、エンセナーダで給油と氷の調達。





綺麗なトイレもあったので、今のうちにと済ませておく。




更に車は、南へ。




舗装された道路とは、とうにおさらばしてます。もちろんWi-Fiとも。


地図にも乗ってなさそうな、ガタガタの凸凹道。


隊長は、よくこんな道覚えているなーと感心していたら、10代の頃からメキシコ中をトリップしているそう。


彼の叔父さんもメキシコに住んでいるらしく、叔父さんによくいろんなところへ連れていってもらったらしい。


彼にとっての第2の故郷とも言えるのかもしれない。


道を間違えることもなく、荒野の中を目的地に向かって車を走らせます。


やっと海が見えてきました。




ホッとするー。


しばらく崖の上を走ったあと、目的地に到着しました。


波あるよー。と隊長。




岬の向こうのピークから極上のレギュラーが割れることもあるんだと説明してくれます。




でも、今は、満潮時のため、潮が多すぎて、あまりよくない。



潮位が引くのを待つことにしました。




今日の宿営地は、ここに決めました。カモメがたくさんいるから寂しくない。




近くの村落の牧羊犬なのか、飼い犬なのか、人懐こい犬も寄ってきた。番犬してくれるかなぁ。




まずは、腹ごなししようということで、持ってきたブロックや鉄板、木で、かまどを準備することに。




隊長、そこ崖近くないですか。




「大丈夫だよー。だけど、気をつけてねー。酔っ払った人がそこから落ちた事故あったみたいだから。」


そうでしょうね。夜は気をつけないと崖から落ちちゃいますね。




火をおこしている間に、テントも張ります。




バハは、風が強く吹くことで有名らしく、物が飛んでいかないように注意しなければいけません。


なんたって、30メートル下は海ですから、取りにいけません。



今日のランチは、ハンバーグサンド。





隊長は、BBQだけでなく、料理がとても上手です。シンプルに見えますが、彼のこだわりが詰まっています。



雛鳥のように、彼が差し出してくれる料理をじっと待ちます。


下手に触ると「ヤス!まだだめ。」と怒られたりします。


ここバハカリフォルニアの太平洋側は、荒野の砂漠地帯で昼間は非常に暑く、夜は寒い。


水代わりに飲めるくらい軽いクアーズライトが、この乾いた気候にぴったりです。


さて、お腹も満たされ、宿営の準備も終わった頃、潮位も下がり、波もいい感じに割れ始めてきました。



ウエットスーツを着て、ボードを持って、崖の下まで降りていかなければいけません。


AXXE GUYS。



ボードは、JON WEGENER SURFBOARDSのTHE BULE GILL 6'6"とHPD HAWARD SPECIAL MINI 7'6"。


体格も似ていますが、ボードの好みもよく似ている二人。



ジリジリとメキシコの熱い太陽の光で焼けるように熱い。でもウェットスーツは必需品。


沖縄の冬の海水温よりちょっと低いくらい。19℃くらいかな。


波もたくさん入って来るので、ロングジョンかシーガルあたりがちょうどいい。



漁師さん達がお仕事をしている間をお邪魔します。





「Hola!」挨拶は大事です。



歩いて15分〜20分ほどでゲット。






しっかりとしたうねりがはいってきているのですが、どうもうねりが混じっているからなのか、まだ潮位が深いからなのか、海底の棚にあたらない。


ピークもシフトして、ショルダーが張らない。



それでもだんだんと波を見る目が慣れてきたのか、波が良くなってきたのか、波をキャッチできるようになってきました。




チョイスしたボードがちょうどいい感じです。もう一本持ってきたハルボードも良さげ。試してみよう。


ロングボードでもいいかも。



海中には、たくさんのケルプが生えていて、ライディング途中に時折、引っかかる。


波待ちしてるとケルプの上にのっかったり。


隊長の乗っているブルーギルは、ミニマムフィンなので、全然ケルプに引っかからないそう。


フィンレスが一番ここにはあっているのかも。







ケルプがわんさか生えています。自然が豊かな証拠です。




1ラウンド目は、なかなかいい感じ。おつかれさまでした。




潮位がどんどんひいてきて、波もぱきっとしてきたので、ボードを変えて、2ラウンド目。


Andreini Surfboards Vaquero 7'2"をお供に再び海へ。



波乗りの後は、ディナーの支度。火をおこすことろからまた始まります。



日が傾いて来ると、だいぶ寒くなってきました。



今日のディナーは、シンプルにお肉を焼いたもの。




隊長の奥様が持たせてくれたダウンジャケットがありがたく感じるくらい、冷え込んできました。



カリフォルニアと同じコーストラインなので、サンセットビューは、本当に美しい。




無事に今日一日が過ごせたことを感謝します。



メキシコサーフィントリップ DAY 2 に続く。


カリフォルニア サーフィントリップ 2018 1日目

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