THE STARBOARD STORY 1 from Thailand
News & topics SAT Feb.25.2023 update
いつもYES SURFブログをご覧いただき、誠に有難うございます。
2023年、私達は、STARBOARD本社へお邪魔させていただくことになりました。
2011年YES SURFオープン当初より取扱いさせていただき、世界的にもSUP、WING、WIND、FOILで有名なSTARBOARDは、YES SURFでも多くのお客様から信頼と支持があるBIG BRANDです。
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YES SURFをオープンさせた時に、ボードやギアを販売するだけでなく、ものづくりに携わる人々の現場の様子や情熱をお客様にお伝えできたらと思い、その気持ちと探究心は今でも持ち続けている私達。
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YES SURFでは、2019年までカリフォルニアを初め、ウエットスーツやサーフボードが出来上がる現場、ものづくりに携わる職人さんやボードビルダーの生の声、そのボードが作られる土壌や海、サーファー、カルチャーを商品と一緒に紹介してまいりました。
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2020年、コロナ禍で人々の行き来に制限ができ、私達も島から出ることができなくなってしまった時、WING FOILに出会い、FOIL SURFINGと共に夢中になってしまいました。
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まだ出来立てホヤホヤの新しいマリンアクティビティである、WING FOILのギアがどうやって作られていくのか、どう進んでいくのか、非常に興味深いところです。
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開発本社のあるタイまで、ひとっ飛び。
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アジア圏のフライトって楽だなぁ。
行ってまいりました。
STARBOARDのものづくりへの取り組みを見学させていただきます。
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本来なら2月のタイは、乾季で雨はほぼ降らないはずなのですが、初日から大雨。
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突然のスコールであっという間に川になる車道。
滞在中は、空港→ホテル→STAROARD本社の行き来で、タイ市中に出ることはありませんでしたが、
車窓から除いた街中は、まだマスクをつけたタイ国民の日常の姿が。
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国交はオープンになりましたが、タイ国民は、まだみんなマスク付けてますねー。
バンコクの中心街から少し離れたところに、スターボード本社がありました。
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本社の前には、湖が。
湖では、スタンドアップパドルやフォイル、ウイングフォイルのテストを行い、ウィンドサーフィンのテストは、近くの海を利用するそうです。
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湖に行くと、いつも誰かが試作品のテストを行っていました。
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開放感たっぷりで、光いっぱいの、明るくて広い敷地にたくさんの緑。
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バンコクは、沖縄より南の緯度に位置する、熱帯気候。
沖縄でもよく見かける草木が庭にも植えられていました。
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隣の敷地には、お寺さん。
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プールもあって、全面ガラス張りのオープンなワーキングスペースです。
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社長のスヴェインさんと一緒にパチリー。
遠くからよくきたねー。いらっしゃーい!と気さくな笑顔。
沖縄から来たと自己紹介すると、「沖縄!ウインドサーフィンの世界大会で沖縄に行ったよー。」とのこと。
実は、スヴェインさん、ウインドサーフィンが盛んだった頃、沖縄で行われたウインドサーフィンのワールドカップで優勝されてましたー。
STARBOARD社長は、世界的にも有望な選手だったんですねー。
実は、彼は、1984年のオリンピックの金メダリスト候補者で、10年間PWAサーキットでコンペティターとして活躍し、1991年には、IFCA Production-board Class Worldsで全ての分野で優勝したという輝かしい戦績がありました。
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「沖縄かー。懐かしいなー。」と遠い目。
何か縁ありますねー。なんとなく初めてお会いした気がしない。
ちなみに、スヴェインさんは、ノルウェーご出身。
セーリング大国ヨーロッパから、ポリネシアで90年代を過ごし、1993年には、ウインドサーフィンのコンペティターとしての活躍から退き、ほぼお金も何もない状態から、起業家としてSTARBOARDをここまでのBIG COMPANYに育て上げた大人物なのです。
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STARBOARD本社になる前の館。
STARBOARD社を大きくされていくきっかけとなったウインドサーフィンのボードモデル GO。
そして、BIG COMPANYとなった今は、カーボンや樹脂などで作られるプロダクトが、CO2排出など環境に影響を与えているメーカーとしての大きな責務があると認識しており、業界のリーダーとしての姿勢を環境保護に向け、プラスティック回収、マングローブ植樹など積極的に取り組んでいます。
STRABOARD本社には、そのスローガンがポスターや展示物として掲げられており、スタッフが一丸となって、日頃から取り組んでいる様子が伺えました。
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特にプラスティックによる海洋汚染は、海で遊ぶ私達も敏感になってしまうところ。
近年日本もレジ袋有料制が一般化してきました。
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STARBOARD社内には、使い捨てのプラスチック容器やペットボトル、ストロー、レジ袋などをなるべく使用しないようにしようと呼びかけのポスターが貼られていました。
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食堂や廊下には、お水を飲んだり、食事をするのに、使い捨ての紙コップやプラスチック容器でない、陶器やガラスの器やコップが使えるようにと準備されています。
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ところで、STARBOARDは、たくさんのプロダクトとプロジェクトがあることで知られていますが、もちろん社内には、専門分野に特化した優秀なスタッフが多く働いています。
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その顔ぶれは、多国籍で、多様性に満ちていて、自由と情熱と叡智に溢れていました。
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プロダクト開発に始まり、マネージメント、カスタマー対応などなど、その仕事ぶりは、みなさん、プロフェッショナルで、対応力が迅速で、他者に対する心遣いが細やかで、リスペクトに溢れていて、素晴らしかったです。
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それもこれも、スヴェイン社長のもと、大きなファミリーのようでした。
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このような素晴らしいスタッフとスヴェイン社長だからこそ、BIG COMPANYとなり得たし、2024年のパリオリンピックのウインドフォイルレースで、スターボードのギアが採用される運びとなったのでしょう。
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そして、その素晴らしいスタッフ達とのミーティングに出席させていただくことができました。
モノづくりや開発に携わる人々の取り組みや現場も垣間見ることができました。
そのお話は、また次のブログでご紹介いたします。
乞うご期待ください。
THE STARBOARD STORY 2 from Thailand
に続く
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